1.漢字の義21 女偏
2.暮らしミニ情報 不眠症を慢性化させる「3つのP」とは
3.プラットホームの話 その6
4.健康道場 42 北海道グルメ
5.私の小さな旅 その10 正月というのに白浜は
6. 編集後記
1 女偏にくち
読みは ジョ、ニョ、ごとし、もし、ゆく
意味は 婦女子の言葉は従順して逆らわざる女と口を合わせて従う義となす。相比べて異ならぬこと
熟語は 如干 ジョカン 若干なり
如上 ジョジョウ 上に述べたる所を指す
如今 ジョコン ただいま、今時
2 女偏にノ(カタカナ)の下に土
読みは ニン、シン、はらむ
意味は はらむこと
熟語は 妊孕 ニンヨウ はらむこと
妊娠 ニンシン はらむこと
3 死亡の亡に下に女
読みは ボウ、モウ、みだりに
意味は 乱れること
熟語は 妄行 ボウコウ わるじゃれ、みだれなる行い
妄言 ボウゲン みだりに物言うこと
妄求 ボウキュウ みだりに求むこと
4 女偏に少ない
読みは ミョウ、ビョウ、たえ、しなやか、わかし
意味は 情熱、不思議、年弱くしてちいさく美しき事。転じて、微笑の義、更に転じて神妙、不思議の義
熟語は 妙人 ミョウジン その技にすぐれたる人、又美人
妙用 ミョウヨウ 不思議なるはたらき
妙句 ミョウク 妙なる文句
奇妙 キミョウ 不思議な様
5 ノ(カタカナ)、ツ(カタカナ)の下に女
読みは ダ、タ、おだやか、やすし
意味は 男子が女子をとれば心を安んずること
熟語は 妥戸 ダト おだやかに納めたるしかばね
妥了 ダリョウ 両方ともに譲りあってまとまること
妥帖 ダチョウ おだやかなること、やすきこと
妥協 ダキョウ 両方が折れあって話をつけること
これらの漢字は講談社の大辞典より引用しました。
心配事で眠れない、大きな地震があって不安で眠れぬ夜を過ごした、などの経験は誰しも持っている。ただし、このような急性ストレスによる不眠は数日から長くて2週間ほどで改善する。不安な時に眠れないのは当たり前、危険な状況に即座に対応できるよう覚醒度が高まるために生じる一種の正常な生体反応(警告反応)なのだ。
不眠の多くが一過性であることを示す端的なデータがある。東日本大震災の時に私が主任研究者をしていた厚労省研究班で日本人の睡眠状況についての緊急調査を行う機会があった。震災直後は不眠に悩む人が急増したが、震災1カ月過ぎにはその数はかなり減少し、1年後には被災地でも平時とさほど変わらぬ頻度まで低下していた。
このように睡眠機能には大きなレジリアンス(回復力、復元力)があるのだ。ところが、一部の人ではある理由で不眠が長引いてしまうことがある。そして一度こじらせるとなかなか治らないのが不眠のやっかいな点である。ある理由というのが今回のテーマの「3つのP」である。
本題に入る前に予備知識を幾つかご紹介する。
まず不眠をこじらせるのに要する期間について。
個人差が大きいがおおよそ1カ月から数カ月と考えられている。たとえば、1カ月以上持続する不眠に陥ると自然に治ることは少なくなり、その70%では1年後も不眠が持続し、約50%では3〜20年後も不眠が持続していたという調査結果もある。不眠には後戻りできないルビコン川(「賽は投げられた」と同じ意味)が存在するのである。
次に不眠症の診断基準について。
不眠症発症の原因はなぜ関係なくなったのか
2014年に改訂された米国睡眠医学会の診断基準(睡眠障害国際分類第3版)では不眠症の診断基準として、「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」などの不眠症状があること、不眠症状のために日中に眠気や倦怠感、作業能力の低下など心身の機能異常が生じていること、その他の睡眠障害の基準に合致しないことなど6項目が設けられている。
不眠(症状)は成人の約30%にみられるが、このような基準を満たす不眠症は軽症も含めて成人の10%、病院に受診するような中等度以上の不眠症が約7%に認められる。非常に頻度の高い疾患であることが分かる。
さて、不眠症という診断がついたとする。その次にどのようなタイプの不眠症なのか分類する作業がある。従来の診断基準では不眠症は原因別に「うつ病など精神疾患によるもの」、「痛みや痒みなど身体症状によるもの」、「薬物の副作用によるもの」など10種類以上に分類されていた。ところが新たな診断基準ではこの原因別の分類が全くなくなってしまった。
原因別の分類がなくなったのには幾つか理由があるが、最大のポイントは原因が何であれいったん不眠が慢性化するとある共通したプロセスで「正常な生体反応としての不眠」から「病気としての不眠症」に変質してしまうという不眠症の特徴である。心配事で始まった不眠も、アトピーのかゆみで始まった不眠も、最終的には同じメカニズムで悪化していく。すなわち中長期的には原因別の分類はあまり意味を持たないことが明らかになったのだ。
しかもいったん不眠症に悩み始めると、原因となった心配事や病気(痛みやかゆみなど)が解決しても不眠症だけが残存して一人歩きを始めてしまうことが少なくない。夫が大病を患い心配して不眠になってしまった奥さんがいる。その後夫はすっかり快復して一安心したのだが自身の不眠症は改善せず、高鼾(いびき)で横に寝ている夫を恨めしげにみる、などのケースはその典型である。
発症原因は問わない代わりに新たな診断基準では罹病(りびょう)期間別に分けることになった。それも、慢性不眠障害、短期不眠障害のたった2つに。前者は3カ月以上持続する不眠症、後者は3カ月未満の不眠症である。ルビコン川の川幅が3カ月に設定されたのである(旧基準では1カ月)。
要するに不眠症は原因ではなく発症してからの期間だけでタイプ分けすれば十分というのが現在の不眠症についての医学的コンセンサスなのである。
前置きが長くなったが、このような不眠症の特徴を念頭に本題である不眠症を慢性化させる「3つのP」について解説しよう。これは不眠症の発症と慢性化のメカニズムをわかりやすく説明する「3Pモデル」として有名になり、さまざまな臨床研究でその正しさが支持されている。後記の図を参照しながら解説を読んでいただきたい。
図:不眠症の原因となる3つのP(Spielmanらの3Pモデルを改変)(資料作成:三島和夫)
@ Predisposing factor(素因)
パーソナリティ、ストレス脆弱性、加齢、性差など不眠症の罹りやすさ
A Precipitating factor(増悪因子)
心配事、病気、薬剤副作用などが加わり不眠症を発病
B Perpetuating factor(遷延【長引くこと】因子)
眠りを妨げる生理的変化、不眠を悪化させる睡眠習慣 → 不眠恐怖・寝室恐怖
発症前
@ Predisposing factor(素因)が存在
急性期(数日から数週)
@ Predisposing factor(素因) + A Precipitating factor(増悪因子)→ 不眠症の発症ライン
亜急性期(数ヶ月)
@ Predisposing factor(素因) + A Precipitating factor(増悪因子)+
さらに、B Perpetuating factor(遷延因子)が加わる → 不眠症の発症ライン
慢性期(半年〜1年以上)
亜急性期より、B Perpetuating factor(遷延因子)の割合が増える → 不眠症の発症ライン
「不適切な睡眠習慣」がダメ押しをする
第一のPは「Predisposing factor(素因)」のPである。神経質、心配性などのパーソナリティ、ストレスに対する脆弱性、加齢、性差やホルモン(女性に不眠が多い)など不眠症の罹りやすさに関わる素因(体質)がまず基盤にある。たとえば、慢性不眠症の患者さんは若い頃から「枕が変わると眠りにくい」などの不眠体験を持っていることが多い。
しかし、1つ目のPだけでは不眠症は発症しない。第二のP「Precipitating factor(増悪因子)」が加わって初めて発症に至る。Precipitatingを日本語にすると増悪、悪化などだが、元々素因として持っていた不眠傾向を悪化させて不眠症に至らせる、といったニュアンスである。当然ながら第一のP(素因)が強いほど、軽いストレスでも不眠症に罹りやすくなる。
この増悪因子がいわゆる「不眠の原因」と呼ばれるもので、人によって内容はさまざま。不眠症患者の数だけ因子があり、しかも1つだけとは限らない。心配事、病気(痛み、痒み、頻尿、うつ病)、薬剤の副作用、アルコールなどが典型だが、先にも紹介したように新しい診断基準では増悪因子の種類は特に問わないことになった。
この2つめのPまでは多くの人が経験する。これで終われば「短期不眠障害」、いわゆる自然に治る一過性の不眠で済むわけだが、これらに加えて3つめのP「Perpetuating factor(遷延因子)」が登場すると事態はややこしくなる。
遷延因子とは不眠からの回復力(レジリアンス)を妨げ、睡眠の質を変え、心身の機能異常をもたらし、不眠症を治りにくくさせる。不眠治療に抵抗するラスボスのような存在なのである。遷延因子にもいろいろあるが、代表的なものは「不眠を悪化させる睡眠習慣」であり、その結果生じる「眠りを妨げる生理的変化」である。
「不眠を悪化させる睡眠習慣」とはやたらと早い時間帯から寝ようとしたり、ベッドの中で眠れずに悶々と苦しい時間を過ごしたり、長い昼寝をしてしまったりなどの就床(床につくこと)習慣のことで、1つ1つが不眠を悪化させる原因となる。慢性不眠症で悩み始めると大部分の人がこのような睡眠習慣に陥ることが分かっている。このような不適切な睡眠習慣や睡眠に関する誤った思い込み(8時間寝るべき、など)を修正する治療法は認知行動療法と呼ばれる。
不眠症が一定期間以上に長引くと、特有な体の変化が生じるようになる。たとえば、交感神経緊張、代謝率の亢進、体温上昇、心拍数増加、ストレスホルモン(コルチゾール/ACTH)の過剰分泌などである。これらの変化こそ「眠りを妨げる生理的変化」であり、覚醒レベルはさらに上昇する悪循環に入る。
いったんこのような状態になると不眠症が一人歩きを始め、不眠の原因が片付いても治らず、不眠症状は重症化し、睡眠薬も効きにくくなる。不眠症の対処は出だしが大事。素因は仕方がないにしても、不眠の原因となった心配事や痛みや痒みを出来るだけ早めに解決し、それでも不眠が消えないならばかかりつけ医に相談して欲しい。こじらせてからでは不眠症の治りも悪く、睡眠薬も長めに服用する羽目になる。寝酒でごまかすのはもってのほかである。
三島和夫(みしま・かずお)
1963年、秋田県生まれ。医学博士。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神生理研究部部長。1987年、秋田大学医学部医学科卒業。同大精神科学講座講師、同助教授、2002年米国バージニア大学時間生物学研究センター研究員、米国スタンフォード大学医学部睡眠研究センター客員准教授を経て、2006年6月より現職。日本睡眠学会理事、日本時間生物学会理事、日本生物学的精神医学会評議員、JAXAの宇宙医学研究シナリオワーキンググループ委員なども務めている。これまで睡眠薬の臨床試験ガイドライン、同適正使用と休薬ガイドライン、睡眠障害の病態研究などに関する厚生労働省研究班の主任研究者を歴任。『8時間睡眠のウソ。日本人の眠り、8つの新常識』(川端裕人氏と共著、日経BP社)、『睡眠薬の適正使用・休薬ガイドライン』(編著、じほう)などの著書がある。
(日経ナショナル ジオグラフィック社)
[Webナショジオ 2015年11月26日付の記事を再構成]
皆さんこんにちは。かずです。今回もホームドアが無い駅で安全に利用するための対策「慣れた場所でついやってしまう危険な行為」について記したいと思う。
「駅構内やホーム上を絶対に走ってはいけない。また大股での歩行も慎むべきである。」
予定よりも遅れて駅に着いてしまった時や改札口を入った時に利用する列車到着のアナウンスが聞こえたときなどには、つい走ってしまうことがあるかもしれない。健常者はごく当たり前に行っている。しかしいくら急いでいるからと言って我々が駅構内、ましてやホーム上を走ることはどう考えても危険である。その理由は、
1 人とぶつかる危険性が増す。
最近では、杖や手押し車を使用した高齢の方や手足に障害を持っている方、ベビーカーを使用している方、キャリーバッグを使っている方などが増えており、ぶつかってしまった方に大けがを負わせてしまう危険性が非常に高くなっている。特に高齢者や乳幼児とぶつかった場合には、非常に重篤な後遺症を負わせてしまうことも少なくないのである。人が近くを歩いている気配を感じたり、近くで話し声が聞こえたり、小さな子供の声が聞こえるなどの状況を察知したときには、すぐに停止できるスピードで常に歩かなければならない。
2 避けてくれない人がいる。
歩きながらスマホを見ている人、話に夢中になっている人、土地勘が無いため、案内表示を必死に見ながら歩いている人などの中には、白状を使っている視覚障害者が近づいても避けてくれないケースも増えている。この場合、我々の歩く速度が速いと
お互いに大けがをする可能性が大きくなる。ぶつかられたときのけがなどを最小限にするにはゆっくりと小股で歩くことが必要である。
3 障害物にぶつかりやすくなる
駅構内には人以外にもいろいろな障害物が多い。歩く速度が速かったり大股で歩いていると当然ではあるが、障害物に気づくのが遅れぶつかる危険性が増す。
4 方向感覚がずれやすくなる。また曲がりたい方向に正確に曲がれない可能性もある。
走ったり大股で歩いたりすると、体の動揺が大きくなる。そして音の感じ方や周りの空気や匂い、靴底で感じる床下の感覚がいつもと違う感じ方になってしまい、方向感覚がずれてしまう危険性が大きくなる。そうなるといつもは正確に曲がれる曲がり角をうまく曲がれずに壁に衝突したり、いつもはすぐに避けられる柱などにぶつかってしまったり、ホームに降りる階段を間違えてしまったりなどミスをする可能性が大きくなる。もしホーム上を走ったり大股で歩いていてこのような方向感覚のミスをしてしまえば、大変なことになってしまうのである。また点字ブロックに気づかずに跨ぎ越してしまう可能性もある。もしホーム遠端の警告ブロックを跨ぎ越してしまえば、あっという間にいきおいよく転落してしまうのである。考えただけでも恐ろしいことである。ホーム上では必ず小股でできればすり足でゆっくりと歩くことが必須である。
「良く知っている場所だから 慣れている場所だから」という安心感は禁物
視覚障がい者のホームからの転落は実は圧倒的に普段利用している駅で起きているのである。皆様は普段利用する駅であっても最新の注意で歩いておられるとは思うが、どうしても多少の慣れやちょっと気を抜いても大丈夫という気持ちになるのはごく当り前である。本当なら気を抜きたいところでもある。しかしそれが許されないのがプラットホーム「特に島式のホーム」なのである。とにかく慣れている場所であっても、ホームは我々が歩くのに日本中で一番危険な場所の一つであるということを認識して冷静かつ慎重に歩かなければならないのである。
また改札口での駅員さんの「おひとりで大丈夫ですか。サポートは必要ですか。」との声かけはこれからきわめて危険な場所に向かうための声かけとして受け取り、「サポートなしでも大丈夫です」と返事をした際には、今一度気持ちを引き締めてホームに向かう方が良いだろう。
「歩行に慣れているからこれくらいは大丈夫」も禁物
酔っているときや体の調子が良くないときなどでいつもと歩行中の感覚がおかしいと感じることやいつもよりも方向感覚がずれてしまうことなどが時々起きることがある。
そういう場合普段歩くことが少ないか歩いたことが無い場所であれば、早めにサポートを依頼するなどの対策を考えることが多いと思う。しかし普段歩きなれている場所で、自身もある程度の歩行能力があると思っている場合には、まあこの程度なら何とかなるだろうとそのまま単独歩行を続けてしまうことも多いと思う。しかし、ホーム上で方向感覚の認識がいつもとずれてしまうなどの状況が起きた場合はできるだけ早めの対応をする必要がある。ホーム上では、連続して2回方向感覚がおかしいと感じた場合には、ただちにその場で立ち止まって、周囲の音を聞いたりして様子を確認する必要がある。連続して2回方向感覚がおかしいということは、すでに相当方向感覚がずれていて修正する能力も落ちていると考えた方が良いだろう。そして動くことなく手や白状で柱やベンチ・点字ブロックなどが確認できた場合には、それらを利用してあらためて方向を修正する必要がある。修正するヒントとなるものが見つからない場合には、その場を動かずに声を出したり、手を大きく上げたりして困っていることを周囲の人に伝えた方が良いだろう。とにかくホーム上でおかしいと思ったらすぐに動くことをやめてサポートを依頼することが大切である。
また慣れている駅であっても、歩行にやや不安を感じたときには、積極的に駅員さんにサポートを依頼したほうが良いだろう。
「自分だけの安全神話は禁物」
ある視覚障がい者から
「わたしは今までホームから転落したことは無いので、今後も転落することなんて無いだろう。転落してもけがをしない方法やすぐに上がることができる方法を知っているので、転落しても大丈夫」などという話を聞いたことがある。しかしこれはたいへん危険な考えである。転落してもホーム上に上がることができたというのはすぐに列車が来なかったという運が良かっただけかもしれない。一人で歩いている場合今後転落しないという保証は無いし、転落してもすぐに上に上がる方法を知っていたとしても、骨折などのけがをしてしまったりすぐに列車がやってきたときには、命を奪われる危険性が極めて高いのである。自信をもって歩行するのは大切なことであるが、自分の今までの経験だけで「絶対に安全」という自分だけの安全神話を作ってはいけないだろう。
ちなみにホームから線路が設置されている場所までの深さは少なくとも1.2m以上ある。これは中学校のプールの深さや男性の方が使う白状の長さとほぼ同じくらいである。このような深いところに急に落ちてしまった場合無事だろうか、すぐにホーム上に上がることなんてできるだろうか。
「警告ブロックから線路側を歩くことは原則禁止」
前にも記したが、ホーム上にはいろいろな障害物があり非常に歩きにくいことが多い。ところがほぼ障害物が無い場所がある。ホーム遠端の警告ブロックとホームの端の間である。わたしも含めてであるが、ついここを歩いてしまうことが多いかもしれない。しかしこの場所は鉄道会社では、列車の乗降のとき以外はむやみに歩いてはいけない危険地帯と定めている。また実際にここを歩くことは危険である。
その理由は、
警告ブロックとホームの端の間はわずか1メートル前後であるため、少しでも方向感覚がずれると即転落してしまう可能性が高い。列車の接近に気づかないと列車と接触したり、特に高速で通過する場合には、風圧で列車に吸い込まれるなどして、命を奪われる可能性が高いのである。
最近JRなどでは、「黄色い点字ブロックよりも線路側を歩いている人がいるときには列車を出発させることができなくなり列車の遅れの原因になりますので、必ず点字ブロックの内側を歩いてください。」というアナウンスを流している。ブロックとホームの端の間は立ち入り禁止の危険地帯ということを今一度認識しておく必要があるだろう。
以上今回記したことの多くは危険性があるとわかっていながらもつい行ってしまう行動である。皆様も今までの駅やホーム上で危険と思ったこと、ヒヤッとしたことがあったときの状況を思い出し、なぜそうなったと考えられるか、今後どのようにして危険を回避しようかなど再確認してみてはいかがだろうか。
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@ 今が旬のカニ
漁獲量が少なく、「幻のカニ」とも呼ばれている花咲ガニ、夏から秋にかけてが旬の時期と言われており、一番おいしい季節です。本場の根室には専門店が並んでいるので、花咲ガニを豪快にみそ汁に入れた「鉄腕汁」など新鮮で濃厚な旨みが満喫できます。
A スープカレー
スパイスの効いたさらさらのスープにゴロっとした大きな具材がたっぷり入ったスープカレー、札幌が発祥の地とされ、市内には200店舗以上ものスープカレー店があるといわれています。本場の風味をぜひご賞味あれ!
B 秋鮭を使った郷土料理 石狩鍋
鮭やアラと長ネギや豆腐などの具を昆布でダシをとったみそ汁仕立ての汁で煮込んだ鍋料理、脂ののった秋鮭と野菜の旨みが溶け合い濃厚な風味を醸し出しています。
C 味噌も醤油も塩もおいしいラーメン
北海道と言えばラーメン。中でも札幌の味噌ラーメンが有名ですが旭川の醤油ラーメン、函館の塩ラーメンも人気で、「北海道の三大ラーメン」とも呼ばれています。最近では室蘭のカレーラーメンも注目を集めており、北海道を訪れたら、ぜひお好みのラーメンを存分に味わってください。
D北海道と言えばこの料理!ジンギスカン
専用の鍋で羊肉を野菜と一緒に焼いて食べる北海道の郷土料理。肉はやわらかく、クセの少ない「ラム」と羊本来の味わいの楽しめる「マトン」の2種類あり、焼き方もタレに漬け込んでからやくか、焼いてからタレを付けるかの2つに分かれます。食べ比べて自分好みの味を見つけてください。
E 帯広に行ったら絶対に食べたい豚丼
北海道帯広が発祥と言われる豚丼。ごはんの上に甘辛いタレで味付けした豚肉をのせたシンプルな丼ですが、焼き方、タレなど各店それぞれにこだわりがあります。本場で本物の味わいを食べ比べてください。
F お得に新鮮なネタが楽しめる回転寿司
「新鮮なお寿司がリーズナブルに味わえる」と大人気なのが北海道の回転寿司店、定番のネタでも鮮度や大きさが違います。
また北海道でしか食べられない珍しいネタも盛りだくさん、お寿司好きにはたまりません!
「茶の間」の雑誌より引用しました。
正月に白浜温泉に行ったときの話です。
民営の国民宿舎に予約して行きました。白浜は南国と言うイメージですが、冬になると風が強くて寒いのです。
宿舎は、建てられて相当の年月を経過していてすきま風が入ります。暖房もなくこたつが一つあるだけで部屋は寒々としていました。されば、お風呂へと行きましたが、ぬるめでいっこうに暖まりません。女風呂に行った妻と娘は、入らずに帰ってきました。聞くと、先に入っていた人が、入ったが出るにでれない水風呂に近いので、フロントに行って「暖かくしてもらわないとでれない」といったとのことです。
夕食も正月なのかどうかはわかりませんが、仕出し料理で冷たいし、宿泊客のみんなに料理がそろわないのでした。お詫びの一言もありませんでした。
明くる朝、宿を出て、千畳敷や三段壁を巡り、エレベーターで降りて熊野水軍の船隠しと言われる荒波に侵食された小さな洞窟のような窪地を見ました。アドベンチャーワールドで、園内のサファリゾーンを廻る連結バスに乗って一周。それから、イルカショーやシャチパフォーマンス(小さなプールで巨大な体を器用に使っていました)を見た後、豪快にジャンプして水しぶきを観客席まで飛ばしていました。前の席に陣取って見ていた人はさぞずぶ濡れになったことでしょう。入り口で雨合羽を有料で貸し出していたのを思い出し、「ははん、このためか」と納得。私達は少し後ろの方だったので濡れることはありませんでした。
この白浜での悪い印象は、次に訪れた時に払拭されました。それは、まだ会社勤めの時に定年退職者の慰労を兼ねて、会社の保養施設に泊まりに行き、ここではおいしい料理を満腹するまで食べることが出来ました。
今茨木童子さんの「正月と言うのに白浜温泉は」は白浜温泉のある旅館の体験記です。大滝 龍さんの「不眠症を慢性化させる「3つのP」とは」は、文字どおり、不眠症についての情報です。どうぞご期待ください。
3月に旬を迎える果物にキウイフルーツがあります。その栄養の多さから、美容効果やアンチエイジングでも注目されています。
摂取できる栄養素は8種類!その効能は?
キウイフルーツには多くの栄養素が含まれています。
食物繊維が多いため、腸内環境を整えたり、便秘症状の改善効果が期待できます。また、たんぱく質を分解する酵素「アクチジニン」が含まれており、肉や魚の消化を助けます。胃もたれしやすい方におすすめの効果です。
注目したいポイントはビタミンの含有量の多さで、特にビタミンCは1日に必要なビタミンCのおよそ70%がキウイフルーツ1個で摂れてしまいます。一日分のビタミンはレモンでは5個分なので、1.5個程度で1日に必要なビタミンCが摂れるのはうれしいですね。
キウイフルーツに含まれるビタミンCには強い抗酸化作用があり、特に肌を若々しく保つ効果が期待できます。コラーゲンやヒアルロン酸などを生成する線維芽細胞の働きを助けるため、肌のハリを保ちたい方にはおすすめです。
また、末梢血管を広げて血流促進を促すビタミンEも豊富に含んでいます。ビタミンEにも抗酸化作用がありますので、アンチエイジングが期待できます。
カロリーも低めで、100グラムほどの大きなものでも1個53キロカロリーです。
生のままはもちろん、シャーベットにしたり、スムージーに入れるのもおすすめですよ。
皮をむく時は、先にヘタを取ってから皮をむいてスライスすると、ヘタが口に当たらず美味しく食べることができます。
医食同源といわれますが、上手に活用したいものですね。
読者の皆様には季節の変わり目、ご自愛ください。